オンラインカジノで得た勝利金は、
<一時所得>
という所得に分類されます。1年間で50万円以上稼ぐと課税対象となります。
年末調整を行う会社員の方は、年間利益が90万円を超えた場合は、確定申告が必要になります。
【詳しい税金の算出方法】
オンラインカジノの<一時所得>の基本的な計算方法はこちらです↓
■一時所得=
■収入金額 -■支出金額 -■特別控除額 (最高50万円)
これらの一時所得のうち、課税対象額は50%となります。
※ただし、一時所得が120万円の場合は、50%の60万円を課税対象額とします。
ただし、会社員は年間利益が90万円以下の場合は確定申告不要です。
【確定申告は必要?!確定申告に必要な書類は!?】
会社員のお勤めの方は、企業が税金関係の処理をしてくれるので、
いざ、納税するといっても自分で納税したことがない方も多いと思います。
しかし、オンラインカジノで得た勝利金は、プレイヤー個人の収入です。
その為、自分自身で確定申告を行い納税する義務があります。
確定申告を行うときに、必要となる書類はこちら↓
■源泉徴収票(会社員の方は、年末頃に企業から貰う)
■支払調書(年末年始頃、オンラインカジノ側から貰う)
■経費等の領収書(所得300万円以下の場合は不要)
【ここで疑問!その他のギャンブルで税金を払っているイメージがないのはなぜ?!】
『競馬、パチンコで得たお金に対して、税金を払ったことがない』
と思われる方も多いでしょう。
実際に、ほとんどの人がギャンブルで勝得たお金に税金を払っていないのが現状です。
しかし、『競馬やパチンコのお金を脱税!!』などというニュースは、
聞いたことはないでしょう。
その理由は、勝金の受け取り方にあります。
<勝利金を受け取る際に、
「記録」があるかないかの違いです>
競馬やパチンコなども、本来なら税金を支払わなければならないのです。
パチンコ、競馬などの勝利金は現金で受け取ります。
銀行などの記録に残ることはないでしょう。
『つまり、勝利金を受け取った記録がない』
その為、お金の流れを税務署側が把握できないため取締りがとても難しく、見逃されているのが現状です。
つまり、オンラインカジノで得た勝利金は、銀行など、記録に残るので納税義務が発生してしまうのです。