検察、ミネソタ州女性が120万ドル(約2億円)超横領しプルタブ依存を支えたと主張
- ミネソタ州の女性が雇用主から120万ドル(約2億円)を盗んだ疑い
- 連邦検察は、被告が不正に得た資金の大半をプルタブに賭けたとみている
- ミネソタ州のプルタブは主に慈善団体の利益となる仕組み
ミネソタ州の連邦検察は、女性を電信詐欺の重罪で起訴した。 同容疑者は人事・給与管理者の立場を悪用し、120万ドル(約2億円)超を横領した疑いがある。 流用した資金の多くは、ギャンブルとプルタブへの依存を支えるために使われたとされる。
ミネソタ州連邦地裁に提出された訴状で、ブリジット・マーシャルは、2017年から2025年5月まで、雇用主から金を横領したとされる。 雇用主は、貨物トラックの販売・サービス会社である。
連邦検察は、同社の人事・給与管理者だったマーシャルが、少なくとも126万2,598ドルを自身の個人口座に送金したと主張している。 訴状によると、マーシャルは不正送金を隠すため、別個の総勘定元帳を作成したという。
「マーシャルは横領した金の大半を、ギャンブルとプルタブ依存の資金に充てた」と、訴状は主張している。
マーシャルは電信詐欺の1件の罪に問われている。これは重罪であり、最長20年の禁錮、25万ドル(約3,750万円)以下の罰金、賠償金が科される可能性がある。
被告、行為を認める
米国の訴訟記録によると、マーシャルは正式な答弁を行っていない。 ただ、弁護士はCBSニュースに対し、同被告が起訴内容を認めており、有罪を認める見通しだと述べた。
「マーシャルは、自身の行為と、それが雇用主、家族、地域社会に及ぼした影響を深く悔いている」と弁護士は述べた。 さらに同弁護士は、マーシャルがギャンブル依存症の治療に「積極的に取り組んでいる」と付け加えた。
連邦訴状は運送会社名を明らかにしなかった。 ただ、削除済みのLinkedInプロフィールには、ブリジット・マーシャルがAllstate Peterbilt Groupの人事・給与管理者として勤務していたと記されていた。 同社はミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ、ウィスコンシン、アイオワに23拠点を持つ。 従業員は約500人である。
マーシャルの初出廷と、4月23日の罪状認否合意審理が予定されている。
ミネソタのプルタブ窃盗事件
ミネソタ州には商業カジノはないが、同州には多くの部族系カジノがある。 慈善ゲームの定番であるプルタブもミネソタ州で広く普及しており、紙製と電子式の抽選ゲームはレストランやバーで一般的に見られる。
ミネソタ州は2012年に電子式プルタブを合法化した。 電子式と紙製のプルタブの上限賭け金は5ドルである。 同州の住民はプルタブに年間約50億ドル(約7,500億円)を賭けている。 これにより、慈善団体と州には関連税収を通じ、年間約4億ドル(約600億円)が生まれている。
プルタブで賭けられるのは18歳以上に限られる。 座席数200以下のレストランとバーには、電子式プルタブ機を6台設置できる。 200席を超える施設では、12の遊技台を置ける。
責任あるゲーミングの安全策には、プルタブ機で自動再生機能を提供しないことが含まれる。 また、同機は午前2時に電源を切る。