- 既存の取引所流動性を活用した予測市場商品を試験するベットフェア
- ギャンブル規制当局と金融監督当局の間で揺れる英国の規制不透明感
- 予測市場の分類をめぐる世界的な緊張の高まりを浮き彫りにする米国の取り締まり
英国の交換式賭け市場賭博運営会社ベットフェアは、英国での将来的な投入を前に、予測市場を基盤とする新製品の試験運用を行っていると明らかにした。
いわゆる「ベットフェア・プレディクツ」は、既存のベットフェア・エクスチェンジに新たな外装、あるいは操作画面を加えた製品である。 現在は招待制で、既存口座保有者の一部少数を対象に試験されている。
既存のエクスチェンジ流動性を活用し、顧客はスポーツ、政治、娯楽市場の実世界の出来事で取引できる。
高い需要
フラッターの関係者によると、立ち上げはまだ初期段階にあるが、顧客の反応から英市場での需要が示されている。
ベットフェアは、英国で予測市場形式への関心が「強く、未開拓」だと述べた。 また、同社は取引所賭博運営会社として、その恩恵を最も受けやすい立場にあるとしている。
カジノ.orgの取材に対し、ベットフェアの広報担当者は次のように述べた。「当社は常に新しい革新を試しており、ベットフェア・プレディクツはその取り組みの一例だ。これはベータ製品であり、顧客のフィードバックに基づいて進化していく」
ベットフェアのスタッフは昨年、米国でファンデュエルを技術面で支援し、Fanデュエル・プレディクツの立ち上げに関与した。
予測市場に参入しているものの、同社は取引所商品が引き続き好調だと示唆した。2025年には10%成長したと指摘している。
大西洋を越えて
英国では予測市場はまだ黎明期にある。だが米国では、急速に人気の高い分野となりつつある。もっとも、論争を伴っている。米国では州管理の賭博商品ではなく、連邦レベルで金融商品として規制されているためだ。
ネバダ州やニュージャージー州を含む多くの州が、カルシなどのプラットフォームを提訴している。 州の免許なしにスポーツ賭博を提供していると主張しているためだ。
一方、議会では法案が提出されている。 これらは、予測市場が政府の行動、テロ、戦争、暗殺、個人が結果を知り得るか左右できる事象に関する将来の結果を取引対象にするのを禁じる内容だ。
英国は連邦制ではなく、中央集権的な単一国家体制を採っている。 そのため、米国で見られるような州と連邦の管轄権をめぐる対立は生じない。
ベットフェア・プレディクツは、ベットフェア・エクスチェンジ製品の「外観変更版」として実質的に機能している。 そのため、賭博と見なされ、ベットフェアの既存の英国賭博委員会(UKGC)ライセンスに含まれ、英国の規制対象となる。